「好奇心の種」を蒔けば最後まで読んでもらえる?

こんにちは。SHINです。

前回の記事 「文章を最後まで読んでもらうための方法」では、
読者に無意識のうちに読み続けてもらうための方法として「好奇心の種」と呼ぶ方法がありますよ、ということを書きました。

「つづきは次回の記事で書きますね。」

なんてもったいぶって、2記事にまたがって書いてしまいましたが、
これは、テレビなどでも良く見かける方法ですよね。

「好奇心の種」とは

CMの前によくあるやつです。

「CMのあと、衝撃の結末が!!」
「正解はCMのあと」

など、けっこう頻繁にみられる演出ですね。

これは、視聴者にCMの間もチャンネルを変えずに見てもらいたいという意図でとられている手法です。
CM明けに山場を持ってくることで「続きを見逃したくない」と番組の視聴者に思わせ、他のチャンネルに離れていかないよう工夫されているわけです。

これは、テレビ局にとって大事な番組のスポンサーのためでもあるのです。
つまりスポンサーにとっては、そのCMの最中にチャンネルを変えられてしまうと広告宣伝の視聴率が下がってしまいますよね。

番組を制作する側としては、お金を払ってくださるスポンサーのCMをより多くの人に見せるということも大事な役割ですので、視聴者には何とかしてCM中もチャンネルを変えずにとどまらせておきたいと思うわけです。

そのための「CMのあと衝撃の結末が!!」や「正解はCMのあと」ともいえるのでしょうね。

ドラマを見続けてしまう。

ドラマや漫画なども第1話を見たり読んだりしてしまい、良い場面で話がきられてしまうと、その続きがどうしても気になってしまいませんか?

いったんハマってしまうと最後の結末を見届けるまで執着してしまうこともありますよね。

私が子供のころ好きで見ていた「ドラゴンボール」では、毎回毎回いい所でもったいぶらされて、次の週が来るのを楽しみにしていた記憶があります。

でも、それをしょっちゅうされすぎて「またかよ!」とイライラすることも良くありました。

この「好奇心の種」をコピーでも使うことで、好奇心や期待を持たせて最後まで読者を引き付けることができるというわけです。

・ここからが重要なポイントです。
・続きはこちらをご覧ください。
・続きはここをクリックして読み進めてください。
・これで終わりではありません。
・これだけではありません。

たとえコピーの勢いがなくなって読者が読むことを諦めかけてきたところでも、こういった短いセンテンスで「好奇心の種」を挿入することで、無意識に読み続けさせることができるのです。

ブログを書く際にも、長い文章の時には途中でこのようなフレーズを意識して入れていくと、読者は興味をもって最後まで読み進めていけるのでしょうね。

これだけではありません。もう一つの方法があります。

もう一つの方法。
それは、「好奇心の種」を最初に入れる方法です。
コピーの冒頭部分で入れ込むというやり方です。

コピーの最後の方で説明するベネフィットや利点を最初に使うことで、読者はそれを探し出すために文章を全部読まざるを得なくなるわけです。

たとえば、
「運動をしなくても簡単に筋肉が付いて痩せられる画期的な方法がとうとう発見されました。」

といったような文が最初に書かれていた場合、最も知りたいと思う肝心なところが最後の方に書いてあったとしたら、読者は最後まで読まなくてはその答えを知る術がありませんね。

いったん滑り台に乗って滑り出した読者は、途中で抜け出すことが出来なくなってしまいます。

効果的なテックニックですので、ぜひ一度お試しを。

ここからは重要なポイント(注意点)です。

「好奇心の種」ですが、やりすぎてしまうと逆効果になってしまいますので要注意です。

テレビ番組でも「〇〇はCMの後で」が多いと、視聴者は「またこれかよ」になってしまい、しらけて逃げられてしまいます。

コピーライティングでもそればっかりやっていると、読者のイライラがつのり興味をなくし途中で読まなくなってしまいます。

何事もやりすぎは禁物ですね。

まとめ

コピーを最後まで読んでもらうためには「好奇心の種」で読者の興味・好奇心をかき立て、文章に惹きつけましょう。(やりすぎ注意)

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。