あらゆるビジネスで活用されているバンドワゴン効果とは?私が体験した具体的事例

こんにちは、心吾です。

今回はあらゆるビジネスの場面で使える「バンドワゴン効果」について、私自身の具体例も交えながら説明します。

ある日あなたが「お腹すいたなぁ、どこかおいしいものが食べられるところないかなぁ。」と考えながら、てくてくと街を歩いていたとします。

すると、通りに2つのレストランを見つけました。

あなたなら、次の2つのうちどちらに入りたいと思いますか?

  1. お客さんが一人も入っておらず、とても閑散としたレストラン
  2. 店内にはお客さんが満杯で、いつも大盛況な人気レストラン

おそらく2.の人気レストランではないですか?

なぜでしょうか?

「たくさんの人がそのお店で食べているから、おいしいに違いない。」
「人気店だから間違いないだろう。」

そう思ったからではないでしょうか。
私がつい先日空港を利用した時にも似たような出来事がありました。

家族への手土産にチョコレートを買おうと思いお土産屋さんが並ぶ通りをプラプラ歩いていると、1つの売り場で長蛇の列ができているのに気づきました。

なんだろう?

と覗いてみるとクッキーを売っているごく普通のお店でした。

私は初めからお土産にはチョコレートを買うつもりだったのでそのお店で買う予定は全くなかったのですがどうしても気になってしまいました。

気づいたときには、私はチョコレートを売っている売り場には行かずに、自然と引き返してその長蛇の列に並び、クッキーを3箱も買ってしまいました。

この時の私の心理状態は、先程のレストランの例と同じように

「行列ができるくらいのお菓子ならおいしいに違いない。看板には、この空港で一番の売れ筋商品、みたいなことも書いてあるし」

そんな気持ちでした。

このような例が時には社会現象になってしまうこともあります。
一昔前に流行った「ドラクエ」や「たまごっち」「妖怪ウォッチ」などの商品を購入するためにものすごい行列を作って多くの人たちが並んでいたのをテレビで見た記憶があります。

あなたも、もしかしたら実際に並んで購入した経験があるかもしれませんね。最近ではiPhoneの新作が出るたびに購入者の行列をテレビで見かけますよね。その光景をみて、iPhone買ってみようかな、と思った方もけっこういると思います。

「集団帰属欲」

私たちは、生きていくうえで何かしらの「集団」に属しています。

家族、友人関係、職場、趣味のグループなど・・・。

人間は社会的動物と言われます。

人間は潜在的に、幸せに生きるには

「何らかの集団のメンバーに属すること」
「何らかの集団に属しているんだ」

という意識が重要だと強く思っています。

これを「集団帰属欲」と言います。

「ミリオンライティング」の119ページ、「現代広告の心理技術101」の61ページでも紹介されています。

そしてこの集団に帰属したいという人間心理を活用した広告手法を「バンドワゴン効果」といいます。

バンドワゴン効果とは簡単に言うと、商品やサービスを消費する人が多ければ多いほど、お客さんはその商品やサービスが欲しくなってしまう、という心理的効果のことです。

バンドワゴンとは、行列の先頭の先頭を走る馬のことであり、勝ち馬に乗る、時流に乗るといった意味があります。

要するに、多くの人が良いと言っているから当然良いだろう、と自己の判断基準ではなく、集団の評価を基準として判断し安心感を得ているということです。

他人に乗り遅れないように商品やサービスを購入する現象です。

「ランキングNo.1」「売り上げNo.1」「口コミNo.1」「1番売れています」

など流行しているという空気を醸し出すことによって、その商品やサービスへの支持は一層強くなります。

私は、飲み会の場所を探すときや旅行での宿泊先を探すときなどは、実際の居酒屋やホテルのホームページよりもランキングや口コミなどを参考にして決める事がよくあります。

自分の判断でというよりも他人の評価を基準に行動をしているということですね。

また、ラーメン屋さんなどでは、あえて客席を少なくしたりレジ数を少なくしたりすることで行列を作り、流行っているかのように見せることで注目を集めているところもありますね。

憧れの集団

憧れの集団や存在にも影響されることがあります。

プロ野球選手に憧れている野球少年であれば、「好きなプロ野球選手が愛用しているグローブやバット」を使いたいと思うでしょうし、ギャル向けのファッション誌をよく読んでいる女性であれば、「同世代の憧れのモデルの人たちが着ている洋服やファッション」に興味を持つでしょう。同じようなファッションをすることで憧れのモデルさんに近づけると思うからです。

バンドワゴン効果を上手く活用することで読み手の行動を誘導できるようになるでしょう。

とくに周囲の目を気にしやすい日本人には効果的といえます。

まとめ

「バンドワゴン効果」とは、

  • 商品やサービスを消費する人が多ければ多いほど、お客さんはその商品やサービスが欲しくなってしまう、という心理的効果のこと。
  • 集団に帰属したいという人間心理「集団帰属欲」を活用した広告手法。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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