こんにちは、心吾です。
滑り台をしたことがありますか?
幼いころ、近くの公園には必ずありました。つるつるの滑り台を滑り降り、砂場に向かって勢いよく飛び出していきましたよね。一瞬のスリルとスピードに乗ったワクワク感覚は何度繰り返しても飽きませんでした。大人になってから滑り台に乗ることはなくなりました。
でも、コピーの滑り台を滑ったことはあります。
「コピーの滑り台?」
「なんじゃそりゃ?」と思うでしょうが、「滑り台を滑り落ちるように、文章やコピーを最初から最後まで一気に読んでしまう」ことです。
Contents
「滑り台効果」
「滑り台効果」
コピーを書いていくときは、このイメージを持つことが大切です。
広告の要素には、
- キャッチコピー
- リード
- コピー
- 小見出し
- ブレッド
- 価格
- 注文方法
などがあります。
読み手にとって、注意を引かれる要素がたくさんあります。そして、これらの要素はすべて、たった一つの目的のためにあります。
それは、「コピーの第1センテンスを読ませること」
これに集約されます。
とにかくコピーを読ませること、これが最大の目的なのです。
優れたライターになるための最も重要な原則の1つは、「コピーの第1センテンスを読ませること」です。とにかく、これをしっかりと頭に叩き込んでください。
初めの1文を読んでもらえなければ、読み手はどこかに去ってしまいます。そして、このコピーには二度と戻ってきてはくれません。そういう心意気ですべての要素に力を注ぎ込む必要があるのです。
第1センテンスを読ませる
では、第1センテンスを読んでもらうためにはどうすればよいでしょうか?
1.「短い文にする」
2.「大きな文字で始める」
- 「とても簡単です」
- 「1日15分」
- 「ライティングは難しくありません」
などのように、シンプルで読みやすいものにすることで、この1文を読み切ってくれます。
そうすることで一気に読者を引き付けてください。
「第1センテンスの目的」
ところで、
「第1センテンスの目的」とはいったい何でしょうか?
- 「ベネフィットを伝えること?」
- 「商品の特徴を伝えること?」
・・・違います。
第1センテンスの目的は、「第2センテンスを読ませること」なんです。
読みやすい短くて、大きな文字を使った文で興味・関心を引き付けることができたら、
第2センテンスを読んでもらえる可能性が高まります。
では、第2センテンスの目的は?
そうです。第2センテンスの目的は第3センテンスを読ませることです。
第3センテンスの目的は第4センテンスを読ませること・・・
このように次々と次の文章を読ませ、最終的にはコピーの最後の文まで読ませていくことが理想です。
ノンストップで滑り落ちるように読ませる。それが「滑り台効果」と言われるものです。
コピーのすべての文章に次から次へと読ませていけるような仕掛けを入れていくことが「成約」というゴールにつながるわけです。
このようなイメージを持つことは大事です。どこか一部でも引っかかり、止まってしまうような場所を見つけたらそこを修正し滑るようなコピーに作り直していく作業が必要です。
コピーに限らず、普段の会話やプレゼンテーションでも使えそうなイメージですね。
「滑り台効果」意識してみてください。
まとめ
「滑り台効果」で
最初から最後まで一気に滑り落ちるようなコピーを書きましょう。
ありがとうございました。
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